フレイルは、高齢になり、筋力や活動が低下している状態において、健常状態と要介護状態の中間的な段階で、体重減少、歩行速度低下、握力低下、疲れやすい、身体活動レベルの低下のうち3項目以上あればフレイルとみなされます。特にフレイルによる食事摂取量の減少に起因する低栄養の予防は、高齢期に多発する感染症予防の第一歩で、進行すると寝たきりや廃用症候群になりやすくなります。
サルコペニアは、加齢に伴う骨格筋量の減少をいいます。近年では筋力や身体機能の低下を含めてサルコペニアといいます。この場合はフレイルの一部と考えられます。
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